日立風流物の公開について
日立風流物(ひたちふうりゅうもの)は、年に一度、4月に平和通りで開催される「日立さくらまつり」で1基のみ公開されます。
また、7年に一度開催される「神峰神社大祭礼」では、東町・西町・北町・本町の山車4基が一堂に集まり、演目が披露されます。(次回の神峰神社大祭礼の公開年は令和8年の予定です。)
日立風流物の特徴
日立風流物は、操り人形を乗せたカラクリ仕掛けの山車で、大きさは高さ約15m、横幅約5~7m、重さは約5トンあります。
正面の表館は5層からなり、これが左右に扇のように開き、各層でカラクリ人形芝居が行われます。人形芝居は表館、裏山ともに綱の操作により演じられます。
そのほか、人形の早返りや山車の回転による表館と裏山の早替わりも見ものです。
なお、山車の移動はすべて人力です。
(東町支部による公開:表館)
(北町支部による公開:裏山)